モンスターエナジーに含まれている『Dリボース』
一部の精力剤に含まれていることもあり、いったいどんな成分なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回はそのDリボースについて説明します。
Dリボースの基本情報
核酸を構成している成分の一部材料である、
リボ核酸(RNA)のことを指します。
Dリボースは糖分や脂肪を分解し、
エネルギーの源となるATP(アデノシン三リン酸)を作り出してくれます。
肉体疲労や激しい運動などを行った時に、
このATPが分解され、新しいエネルギーを作り出してくれるんですね。
Dリボースの3大効果
疲労回復
上にも記述しましたがATPの生成を助けてくれますので、
結果、体内のエネルギー生成が促進され、
疲労回復効果につながります。
また、
乳酸の生成を制御する働きもありますので、
疲労回復にかなり優秀な成分と言えます。
運動能力の上昇効果
エネルギーの生成にはATPの分解が必要なので、
肉体疲労時には大量のATPが分解されています。
Dリボースは分解されたATPを使用し、
再度ATPを生成します。
つまり、ATPを再利用する働きがあるということ。
これにより運動能力が上昇し、
持久力アップにも効果が期待できます。
筋肉痛の暖和、予防
筋肉が破壊されている状態から起きる筋肉痛ですが、
筋肉痛の原因は、乳酸値も大きく関係しています。
Dリボースは乳酸の生成を制御する働きがありますので、
筋肉痛の暖和や予防にも効果的です。
その他の効果
数名の慢性疲労症候群の患者さんに、
Dリボースを1日に15g摂取させた実験があるのですが、
この実験では上記の3大効果の他にも
『睡眠の質向上』
『幸福感の上昇』
『痛みに強くなった』
などの効果も研究結果として発表されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17109576
(海外の研究情報サイトです)
精力増強だったり、
精力剤との飲み合わせでモンスターエナジーを摂取する方もいると思いますが、
実はこんなプラスαな効果もあるんですね。
Dリボースの副作用・注意点
基本的に副作用はないと言われていますが、
大量に摂取するとお腹を下す恐れがあります。
どんな成分でも言えることですが、
副作用の心配がないからといって、
過剰摂取するのは控えてください。
また、注意点としましては、
インスリン依存性糖尿病の方は避けた方が無難です。
ちなみに、
どうでもいい話ですが、
コーヒーを飲んだ後にモンスターエナジーを飲むと…
納豆の味がします。。。
私だけでしょうか^^;
それでは、
最後までご覧いただきありがとうございました。